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┃【楼蘭通信】 2003/ 9/25 発行
┃ 〜中国茶専門店「楼蘭」から中国茶や中国文化に関する情報をお届けします〜
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※当メールマガジンの配信停止は→ <http://www.rouran.net/mag/>
───▼ 目 次 ─────────────────────────────
【1】楼蘭・通信販売についてのお知らせ
◆3000円以上のお買い上げで送料無料に
◆クレジットカードのお支払いも可能に
【2】中国茶セット販売のお知らせ
‥バラで買うより最大30%お得です!
【3】中国茶雑学コラム「中国茶にまつわる水の話」(1)
【編集後記】
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【1】楼蘭・通信販売についてのお知らせ
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◆3000円以上のお買い上げで送料無料に
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8月23日より、1回のご注文での【商品代金合計額】が3000円以上の場合は、
通常300円の送料を無料とさせていただいています。
※【商品代金合計額】は、「100g以上1割引」などの割引がある場合は、
割引後の代金を合計したものですので、ご注意ください。
※お支払い方法が「代金引換」の場合、代金引換手数料(250円)は別途かかります。
ご注文時のショッピングカートシステムにて、送料は自動的に計算されます。
◆クレジットカードのお支払いも可能に
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9月8日より、代金のお支払いにクレジットカードが使えるようになりました。
ご注文時に、クレジットカード番号を入力していただくことで、代金は指定口座
より引き落としとなります。
※VISAかMasterのマークのついたカードが利用可能です。
※一括払いのみとなります。
※クレジットカード入力画面はSSL(暗号化技術)で保護されていますので、第三者
に情報が漏れることはありません。ご安心ください。
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【2】中国茶セット販売のお知らせ
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日頃、私たちが、お客様からよく聞くのが「いろいろな種類がありすぎて、どれを
選んだらいいか分からない〜 (*_*)」という声。
そこで、何種類かを当店がピックアップ。【10gずつのお試しセット】【20gずつの
味わいセット】にしてお届けします!
バラで買うより、最大30%もお得です(^.^) この機会にどうぞ〜♪
┌【中国銘茶 お試しセット・味わいセット】─────────────────
│
│ 1000種を超えるといわれる中国茶から、中国・台湾各地の代表的な銘茶、
│ 計7種をセレクトしました。
│
│ ◆セット内容 ‥ 以下の7種の銘柄のセット
│
│ ・龍井茶 [緑茶]
│ ・黄山毛峰 [緑茶]
│ ・安渓鉄観音[青茶(烏龍茶)]
│ ・凍頂烏龍 [青茶(烏龍茶)]
│ ・普シ耳茶 [黒茶(プーアール茶)]
│ ・祁門工夫 [紅茶]
│ ・茉莉龍珠 [花茶(ジャスミン茶)]
│
│ ▼お試しセット:各10gずつのセット → 1720円(10%off)
│ <http://www.rouran.net/goods/12002.html>
│
│ ▼味わいセット:各20gずつのセット → 2880円(25%off)
│ <http://www.rouran.net/goods/12001.html>
│
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┌【中国緑茶 お試しセット・味わいセット】─────────────────
│
│ 中国茶の中で一番飲まれているのは、実は緑茶。その緑茶の4銘柄に加えて、
│ 珍しい黄茶1種をセットにしました。
│
│ 「中国緑茶」といっても、色も形も味わいもこれだけ違います!
│
│ ◆セット内容 ‥ 以下の5種の銘柄のセット
│
│ ・龍井茶 [緑茶]
│ ・碧螺春 [緑茶]
│ ・黄山毛峰[緑茶]
│ ・金山時雨[緑茶]
│ ・霍山黄芽[黄茶]
│
│ ▼お試しセット:各10gずつのセット → 1220円(10%off)
│ <http://www.rouran.net/goods/12012.html>
│
│ ▼味わいセット:各20gずつのセット → 2040円(25%off)
│ <http://www.rouran.net/goods/12011.html>
│
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┌【青茶 お試しセット・味わいセット】───────────────────
│
│ 中国茶の真髄である青茶(烏龍茶)から、代表的な5銘柄をセレクト。
│
│ 本物の烏龍茶って、このくらい味わい深いものなのです。
│
│ ◆セット内容 ‥ 以下の5種の銘柄のセット
│
│ ・安渓鉄観音[青茶・福建省安渓産]
│ ・黄金桂 [青茶・福建省安渓産]
│ ・大紅袍 [青茶・福建省武夷山産]
│ ・凍頂烏龍 [青茶・台湾産]
│ ・文山包種 [青茶・台湾産]
│
│ ▼お試しセット:各10gずつのセット → 1260円(10%off)
│ <http://www.rouran.net/goods/12022.html>
│
│ ▼味わいセット:各20gずつのセット → 2100円(25%off)
│ <http://www.rouran.net/goods/12021.html>
│
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┌【中国紅茶 お試しセット・味わいセット】─────────────────
│
│ 中国をルーツとして19世紀後半にヨーロッパに広まり、今や世界中で飲まれて
│ いる紅茶。
│
│ 現在でも世界的に名高い中国紅茶の3銘柄に加えて、紅茶ベースの花茶2種を
│ セットにしました。
│
│ ◆セット内容 ‥ 以下の5種の銘柄のセット
│
│ ・祁門工夫 [紅茶・安徽省産]
│ ・シ眞紅工夫[紅茶・雲南省産]
│ ・正山小種 [紅茶・雲南省産]
│ ・茘枝紅茶 [花茶(ライチの香りの紅茶)]
│ ・薄荷紅茶 [花茶(ミントの香りの紅茶)]
│
│ ▼お試しセット:各10gずつのセット → 1080円(10%off)
│ <http://www.rouran.net/goods/12062.html>
│
│ ▼味わいセット:各20gずつのセット → 1790円(30%off)
│ <http://www.rouran.net/goods/12061.html>
│
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【3】中国茶雑学コラム「中国茶にまつわる水の話」(1)
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前号の予告どおり「水の話」です。
まずは、昨年夏、私(青木)が中国の杭州に行ったときのことからお話しましょう。
皆さん、杭州ってどこにあるかご存じでしょうか?
「食はこうしゅうにあり?」 いえいえ、それは広東省の広州のことですね(^.^)
杭州とは、浙江省(日本でいう県にあたる)の省庁(日本でいう県庁所在地?)。
上海から南に特急で2時間くらい行ったところにある都市です。昨年、当店スタッフ
3人で、上海に出張に行った際に(他の2人は先に帰ってしまったので)私一人で
杭州まで、足をのばしたのでした。
どうして、杭州を訪ねたかというと、そこは「龍井茶」の産地だからです。
■龍井村で龍井茶を飲むということ
このメルマガで何度も繰り返しているとおり、中国で一番飲まれているお茶は
烏龍茶でのジャスミン茶でもプーアール茶でもなく、緑茶です。そして、緑茶の中
でも、一番有名な銘柄が「龍井茶ロンジンチャ」です。
つまり、すべての中国茶の中でもっとも有名なお茶が、この龍井茶であり、
おそらく、中国人ならば「龍井茶」という名を知らない人はいないだろうという
くらい、有名なお茶です。(日本でもお米に興味がなくても、コシヒカリやササ
ニシキという銘柄は知っているのと、同じようなことかもしれない!?)
その龍井茶の産地が、浙江省・杭州の龍井村というところです。
↓このページに載っている写真(私が撮ったもの)が龍井村の風景。
<http://www.rouran.net/goods/10101.html#detail>
そのときは7月だったので、製茶の時期はもう終わっていたのでしたが、それでも
村の茶農家の人にいろいろと案内してもらい、お茶を飲ませてもらいました。
何種類かの龍井茶を飲ませてもらい、なかなかおいしかったのですが、すでに別の
仕入先から龍井茶は充分に買っていたので、私はやむなく少量だけ買って帰りました。
そして、早速、日本へ帰ってきてから飲んでみました。すると、どうも、その龍井
村で飲んだ感じと違うのでした。おいしいのはおいしいのだが、コクというのか、
お茶が喉を滑りぬける感覚が少し違う‥‥。
帰ってきてすぐだったので、茶葉の品質が劣化したとは考えにくい。というより、
その違いは、質の上下による違いというよりは、どちらが良いともいいがたい、
感覚の違いなのでした。
すぐに、はたと気が付きました。水だ! 杭州と日本とでは、水が違うのだ、と。
■お茶は、その土地の水で飲むのが一番
杭州・龍井村は、特に名水で知られるところです。そこにある「虎{足包}泉」
(こほうせん:{足包}は足へんに包の文字)という泉は、特に表面張力が強い水で
有名です。その水をグラスにあふれる直前まで入れて、横から見ると水面が何ミリ
か浮き上がってみえます(私も現地で実際に実験してみました)。
そこでは、多くの人がポリタンクを持って水を汲んでいる風景を見かけました。
話によると、その水がペットボトルになって売られているほどです。それほど、
龍井茶の産地は、水が有名な場所なのです。
杭州でなくても、水は、その土地によって違います。そして、お茶(茶の樹)は、
水で(地中や空気中の水分を摂取して)育つ植物なので、水によって、お茶の性質
が違ってくるのは当然です。
ましてや、お茶は、昔から、中国の人にとって、米、塩、醤油などと並んで、
生活必需品の一つとされてきたもの。日々の生活の中で、その土地の人にとって、
一番おいしく飲めるよう、その生育や製茶の方法が常に改良を加えられてきたに違い
ありません。
「その土地のお茶は、その土地の水で飲むのが一番」と言われるゆえんです。
中国茶(特に緑茶)の産地は、名水の産地でもあることが多いのも、うなずける
でしょう。
■硬水と軟水
お茶に使う水は、その産地の水が一番良い──それは分かったとしても、私たちは
中国各地のお茶を飲むために、その土地の水も取り寄せるわけにはいきませんね。
では、どうすれば? 日本で、お茶に合う水はどうやって選べばいいのでしょう?
答えとしては、特に、どうもしなくてもいいのです。もし、今、お使いになって
いる水で、特に気にならないのであれば。
お茶は、使う水によって、香りも味わいが変わってきます。それは事実です。
試しに、同じ茶葉で、同じ淹れ方で、水を変えて(水道水や各種ペットボトルの水
など)淹れてみると分かります。でも、その変化が微妙で気にならないほどのもので
あれば、こだわる必要はありません。
でも、「どうして、水によってお茶の香りや味が変わってくるのか」「お茶に適
するのはどんな性質の水か」を知っておくことは、大事なことだと思います。
お茶の味や香りに影響する水の性質の違い──。それは、第一に、水の「硬度」
です。硬度とは、水中のミネラル分(カルシウムとマグネシウム)の含有量をある
数式により数値化したものです。ミネラル分が多いほど硬度が高くなります。
「硬水」と「軟水」という言葉はきっと耳にしたことがあるでしょう。硬度の高い
水を硬水といい、硬度の低い水を軟水といいます。
それでは、お茶を淹れるのに適するのは、硬水と軟水のどちらでしょうか?
答えは、軟水。ちなみに、日本の水道水のほとんどが軟水なので、お茶に適して
いるのは、水道水ということになります。
‥‥このお茶と硬度については、まだまだ、いろいろと話したいことがあるので
この続きは次号で。
(つづく)
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【編集後記】
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もうすっかり、秋ですねー。結局、この夏、汗をダラダラかくほど暑い日っていう
のは、札幌では、2日ほどしかなかったような気がします。
東京あたりでは、9月に入ってから、暑い日が続いたと聞いていますが、皆さんの
ところではいかがだったでしょうか?
◇
7月に募集した「無料中国茶モニター」にご協力をいただいた方々、ありがとう
ございました。希望者に茶葉のサンプルをお送りして、実際に飲んでいただき、感想を
メールで返していただくというのは、我ながら、なかなか楽しい企画でした。
当メルマガ次号にて、モニターでいただいた感想をご紹介する予定です(当店サイト
の個々の茶葉のページにはすでに掲載済みです)。
次回のモニター企画も決定しており、次号にて募集要領をお知らせいたしますので、
乞うご期待!
(あ)
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◇例えば
「○○というお茶は、△△というお茶と違うの?」
「xxというお茶の淹れ方が分からない」
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送信フォームより、お送りください。
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というご質問を最近多くいただきます。そのようなご質問も大歓迎です。
デジカメや携帯電話などで撮った写真を添付して送っていただくと、お答え
しやすいと思います。
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