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┃【楼蘭通信】 2003/ 8/21 発行
┃ 〜中国茶専門店「楼蘭」から中国茶や中国文化に関する情報をお届けします〜
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───▼ 目 次 ─────────────────────────────
【1】前号の訂正
【2】楼蘭からのお知らせ
◆通信販売 新商品情報
【3】特集「中国茶のおいしい淹れ方」(番外編)
【編集後記】
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【1】前号の訂正
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当メルマガの前号(8/16発行号)に書いた「札幌市南区民センターの中国茶講座」
の文中に誤りがありました。
(メルマガ前号の内容はこちらからお読みになれます
→ <http://www.rouran.net/mag/20030816.html> )
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誤× ・受講申込: 8月22日(金)午後9時から札幌市南区民センターにて
電話・直接(先着順)
↓
正○ ・受講申込: 8月22日(金)午前9時から札幌市南区民センターにて
 ̄ ̄
電話・直接(先着順)
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以上、お詫びして訂正いたします。
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【2】楼蘭からのお知らせ
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◆通信販売 新商品情報
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楼蘭ウェブサイトに、最近、追加された新商品をご紹介します。
▼ 白牡丹 パイムータン/はくぼたん[白茶] 10g300円
│  ̄ ̄ ̄
│ 白い産毛を付けた芽と葉をベースにしたブレンドしたお茶。ほのかな甘みと
│ まろやかな味わいです。
│
│ → 白茶(白い産毛がついた茶葉を使ったお茶)といえば、「白毫銀針」が
│ 有名ですが、「白毫銀針」との大きな違いは、新芽だけでなく、産毛の
│ 生えた葉も使い、そこに、青茶で使われる「水仙種」の葉をブレンド
│ していること。
│
│ 渋みは少なく、ほのかな甘みがあり、まろやかな味わいです。特に、
│ 香港などでは、食事に合わせやすいお茶として、好んで飲まれており、
│ 中国茶を飲みなれていない方にも、自信を持っておすすめできるお茶
│ です。
│
│ 「白牡丹」の茶葉の写真、ご注文はこちら↓
│ <http://www.rouran.net/goods/10302.html>
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▼ プーアール固形茶(堅圧茶)[黒茶] 2種
│
│ ▽雲南七子餅茶 ユンナンチーズービンチャア/うんなんななこへいちゃ
│  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 1個 2500円
│
│ ‥平たい円盤型に固めたプーアール茶。
│
│ ▽雲南沱茶 ユンナントォウチャア/うんなんとうちゃ 1個 800円
│  ̄ ̄ ̄ ̄
│ ‥大きなお碗型に固めたプーアール茶。
│
│ → プーアール茶には様々な種類がありますが、中国では、茶葉がバラバラ
│ になった散茶タイプよりも、保存や運搬に便利な固形茶タイプの方が
│ むしろ多いくらいなのです。
│
│ 「雲南七子餅茶」1個で約350g、「雲南沱茶」は約100gあります。
│ 使う分だけナイフなどで削って、お召し上がりください。
│
│ プーアール茶は、1回の茶葉で何回も(10煎近く!)よく出るお茶
│ ですから、どちらも相当、飲み応えはあると思います。
│
│ どちらも、蒸らし時間やお湯の量で濃さをお好みで調節して、日常の
│ お茶として、食後はもちろん、食事といっしょでも、お気軽に召し
│ 上がっていただけます。
│
│ 茶葉の写真、ご注文はこちら↓
│ ▽雲南七子餅茶 <http://www.rouran.net/goods/10503.html>
│ ▽雲南沱茶 <http://www.rouran.net/goods/10504.html>
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【3】特集「中国茶のおいしい淹れ方」(番外編)
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「中国茶のおいしい淹れ方」の番外編として、中国茶分類ごとの淹れ方のポイントを
まとめておきます。
▽緑茶・白茶・黄茶[不発酵・弱発酵茶]
・お湯は、熱湯でもいいが、高い温度だと苦味が出てしまうものがあるので
(特に「碧螺春」など)、お好みで、ぬるめの温度で蒸らしたほうが甘みや
コクが出る。
・じっくり3分以上蒸らすのが基本。日本の緑茶と違って、長時間蒸らしすぎて
も(30分や1時間たってしまっても!)苦くなったりしない。
・中国では、急須などを使わずに、グラスで飲むのが普通。グラスに茶葉を入れ
そのうえから直接、お湯を注ぐ。表面に浮いた茶葉を口で吹いてよけながら、
(顔を左右に振りながらフーフー吹くのがコツ)グラスに口をつけて飲む。
▽青茶[烏龍茶=半発酵茶]・紅茶[完全発酵茶]
・必ず熱湯で淹れる。特に、「安渓鉄観音」や「凍頂烏龍」「桂花烏龍」などの
茶葉は、固く丸まっているので、温度が低いと茶葉がうまく開かない。
・どんな茶器を使うにせよ、茶器を熱湯であらかじめ暖めておくこと。充分に
沸騰させたお湯でも、器が冷たいと注いだ瞬間に温度が下がってしまい、結局
は、うまく淹れることができない。
・なるべく小さ目の茶器を使って、茶葉を多めに入れる(お湯をいれて、茶葉が
数倍に膨れたときに、急須の中が茶葉がいっぱいになるように、茶葉とお湯の
量を調整するとよい)。
・蒸らし時間を1分以内におさえるのが基本(特に、鳳凰単叢など苦味が強めの
茶葉だと、30秒以内にしてもOK)。
▽黒茶[プーアール茶など=後発酵茶]
・大き目の茶器(急須)を使ってもOK。
・1回の茶葉で何回も(10煎近くも)出るのが特徴。回数が後になればなるほど、
マイルドになる。プーアール茶の独特の発酵香が苦手な場合は、2回〜3回目
までは捨ててしまい、以降を飲むのも一つの手。
・お好みや飲む状況によって、蒸らし時間やお湯の量で濃さを調節する。例えば
食後じっくり味わうときは濃い目に、食事とともにがぶがぶ飲みたいときは、
薄めに淹れるなど。
・濃すぎたら、お湯を注いで薄めてもよい。
▽花茶・工芸茶
・それぞれ、ベースとなっているお茶の淹れ方にそって。たとえば「茉莉龍珠」
なら白茶ベース、「茉莉碧螺」なら緑茶ベース、「桂花烏龍」は青茶ベース、
というように。
・特に、香りを強調する場合は、高めのお湯で淹れる。
‥‥以上、番外編としてまとめてみました。
でも、私たちの思いとしては、「中国茶を淹れるのって難しいんだー」なんて
感じてほしくはないのです。だから、できる範囲でかまわないから、今後、中国茶を
淹れるときにちょっと心がけてみてほしいのです。ちょっとしたポイントに気を
つけるだけで、今までのお茶がぐっとおいしくなることはよくあることです。
次号では、予告どおり、中国茶を淹れるうえでは欠かせない「水」のことなどを
交えて、話をする予定です。
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【編集後記】
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5日前に出たばかりなのに、また発行!? 今までにない、早い発行ペース──。
そのわけは、前号の訂正があったので、それをお知らせしなくてはいけなかった
からなのです。(タイプミスをご指摘いただいたRさん、ありがとうございました)
でも、訂正記事だけでは何なので、ついでに新商品の紹介と、淹れ方(番外編)
をつけてみました ^_^;
◇
前号当欄にて「体調を壊した」と書いたら、何人かの方からお見舞いのメールを
いただきました。なんともありがたいことです(*_*)うるうる。でも、もう元気なの
で、大丈夫です。
札幌もこの2〜3日暑くなってきました。他のところではもっと暑いのでしょう。
みなさまも、お身体に気をつけて──。
(あ)
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